単騎、千里を走る

単騎、千里を走る。
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こういった作品です
Amazon.co.jpより　作品のあらすじなど引用・・
息子が病床にいると聞いた高田だったが、息子との間には確執があり、長年会うこともなかった。しかし、余命いくばくもないと知り、彼は息子と中国の役者リー・ジャーミンとの約束を果たすために、単身中国へ。言葉も不自由な彼が、中国でいろんな人と交流を持ちながら、リー・ジャーミンを求めて旅をする。
中国の名匠チャン・イーモウと日本が誇る人気スターの高倉健が初めてタッグを組んだと話題になった作品。驚くべきは、個性派のチャン・イーモウ作品でも、高倉健は、高倉健のまま存在しているということ。そのゆるぎない存在感は圧倒的だ。中国の人々との交流の中には、ユーモアもあり心温まるロードムービーの趣。不器用で頑固な高田、息子も同じような性格ゆえに、なかなか和解できなかったふたりだが、父から歩み寄っていく、その高田の心情には胸にグッとくるものがある。（斎藤 香）

内容（「Oricon」データベースより）
『HERO』『LOVERS』のチャン・イーモウ監督、『鉄道員(ぽっぽや)』の高倉健主演という、日中映画界最高峰の顔合わせで贈る感動大作。ある日、息子・健一の命が残りわずかだと知った高田剛一。彼は息子が遣り残した仕事を成し遂げようと単身、中国へと渡る。中国を旅する中で彼は多くの人々と出会い、そして遥か昔に失っていたものを徐々に取り戻していく…。

中国の俳優さん以外に、監督が現地の人を出演させていたそうで、映画作品なのだけれど、ドキュメンタリー要素が見られたのはそういったことかなと思いました。
健さんの頑なな親父役が今はなき、日本のお父さんの姿なのかもと、何か一言お互いに歩み寄れたら、こんな確執はなかっただろうに・・・前半は歯がゆい気持ちで見ていました。
ガンコで言葉が足りなくて誤解されて、でも、心はとても温かいという役を健さんの背中が表現していたように思えました。
後半は健さんの一途な気持ちに中国の山奥の村人たちが力をかしてくれ、なんとか息子のやりたかったことを自分が変りにかなえてあげるのだけれど・・・・時すでに。。
健さんの「単騎千里を走る」思いが出会う人の心に共鳴して人の心が動いていく・・・そんな感動がありました。

見終わったあとは、感動の涙とともに、心が洗われたような爽快感がある作品でした。
映画って本当にいいですね。。。